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光という存在

毎日空を眺めている。

特に日の入り前後の夕方の空には、いつも心を奪われる。たっぷり水を含んだような優しくとろけるような淡いグラデーションの日もあれば、雲の動きと相まって何かを訴えるかのような強いエネルギーを感じる日もある。

と、その日の印象を一括りにできないほど、刻一刻と変化する空の色。

仕事としてWEB制作、チラシやポストカードなど紙の制作、日常的にどちらの作業もある私は、反射的にRGB(テレビやパソコンのディスプレイなど画面上で使う発色方式)とCMYK紙などの印刷物に使う発色方式)を使い分けている。

1.光そのものを見ているとき…RGB|光の三原色
2.その物に反射した光を見ている…CMYK|色の三原色
無自覚にルーティン的な「作業」になってしまっていた、色への敬意を知らず知らずのうちに失っていたかもしれないと、ふと思う。

普段私たちは、「光」を通して「色」を認識しているという事実。
同じ「空」でも、刻一刻と表情を変えるのは、まさに「光」のなせる技だ。こんなに毎日一瞬たりとも同じではない美しい空を眺めて感動しているのに、こんなにも色に心惹かれているのに、仕事での色の扱いが雑になってしまっていたのかもしれない。

「光」があって、初めて「色」がある。
あー、私は「光」のような存在になりたいな、と改めて思う。私は何色でもなくて、周りの人を照らし、その人がその人の色を輝かせられるような、そんな存在になりたいな、と。

そして、私自身をも自らの光で輝かせていきたい。
いつだって誰にも平等に、見上げれば空がある。今日という奇跡に感謝を込めて。

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