今、実行する
いつかできることは 全て今日もできる
ミシェル・ド・モンテーニュ
エネルギー量の低かった十代の頃、「やろうと思えば出来る」という、プライドを守りつつ行動しないための、つまらない言い訳が癖になってしまっていたように思う。
今の私のテーマと言ったら大袈裟だけれど、「幸せを感じて生きる」ということの、真逆の思考と言動をしていた。振り返ると当時は、いつも早く未来になってほしいと思っていた。未来になれば何かが変わると期待して、今の満ち足りない自分を誤魔化して過ごしていた。
当然ながら、行動せずに待っているだけでは時間が経過するだけで何も変わらない。「今」の積み重ねが「未来」なのだから、今できることをしていないのに、未来に期待してもただの現実逃避だ。目の前の様々なことを無気力になんとなくやっていて、一生懸命とか最善とか、そういうエネルギーの使い方をしていなかった。
その頃の経験を経て三十数年の時を経過し、積み重ねてきた日々の中で感じることは、最善を尽くさずエネルギーを省エネしていると、どんどんエネルギー量が低くなってくる。些細なことでも「今、実行する」。出来ることは最初は小さくても、その時出来る最善を積み重ねていくと、おそらく、筋トレをして少しずつ筋肉がついてくるように、少しずつエネルギー量が高くなってくるのだと思う。そして、副産物として「自信」とか「誇り」というような、自己肯定感が上がり、自分で自分自身を認めて、満たしてあげられるようになる。
自分が行動したことすべては 取るに足らないことかもしれない。
マハトマ・ガンジー
しかし、行動したという そのことが重要なのである。
「今、実行する」のは、本当にささやかな行為でも十分なのだと思う。
窓を開けようと思ったら、たまたまサッシの埃が目に付いた。そんな時は後回しにせずにウェットティッシュを取ってきて拭く、数十秒。
ささやかな行動でも、見て見ぬふりをした自分よりも、行動できた自分を嬉しく誇りに思う。誰かに褒めてもらう必要もなく、自分自身でそんな自分を好きだなって思えれば十分で、そんなささやかでも、出来ることから行動した、今日の自分自身に愛と感謝と祝福を込めて。
